NPO法人・夢のデザイン塾

これまでの活動実績です

第5期(平成19年度)

(平成19年4月21日~20年4月20日)

事業報告

1.活動基本方針

5期(19年度)のスタートにあたって、以下のように4つの基本方針を掲げて活動をした。

(1)若年地域連携事業の継続・総仕上げに力点をおく。

⇒19年度(受託4年目)においても、会員各位のご協力をいただき、無事執り行うことができた。(詳細は、別紙資料4参照)高校生進路情報誌VIEW、高校生キャリアカウンセリング事業、キャリアカウンセリング事例集の発行など、4年間にわたって、夢のデザイン塾の存在を広くアピールした、意義深い事業となった。

(2)会員の積極的事業参画をはかる。

⇒若年者地域連携事業においては、多くの会員の参加をいただいた。その他の事業においては、十分な成果があげられなかった。

(3)ガイダンス講師・カウンセリング・事業運営・地域機関との交渉など、一連の役割を果たせる人材を育成・登用する。

⇒19年度は、初めて会員のみなさんやキャリア・コンサルタント等資格取得者向けの有料による研修事業を実施し、述べ41名の参加をいただくことができた。

(4)6期目(20年度)以降の活動の方向性、独自事業の可能性を、NPO設立の趣旨に返って、考える時期とする。

・一部の役員、会員、事務局が負荷を担う創業期から会員のアイデアと力と意欲を積極的に生かして、全体の力を発揮する第二ステージへの飛躍の種を育てる。
⇒公的事業の受託から、主体的な事業推進への転換を図ることが、今後の大きな課題となる。19年度は、プロジェクト的活動として会員有志により、民間企業へのメンタルヘルス受託などの可能性を探った。

2.事業活動報告

(1)無料職業相談事業

19年度は、長野会場・小諸会場の2会場で、毎月1回開催した。
※来談実績は、別紙資料1参照。

(2)上田職業安定協会「仕事の探し方講座」

計画通り10回開催した。

(3)長野労働局委託事業

「県内各ハローワーク主催就職支援講座前期分」に応札し、「北信地区」4ハローワークの就職支援講座を落札。無事、終了した後期分についても応札したが、ジェイテック社が落札した。

(4)民間企業メンタルヘルス受託事業

18年度に引き続き、19年6月1日から20年5月31日まで、A社(本社長野市)のメンタルヘルス支援を行い、「こころの相談室」の運営支援、管理職研修などを運営した。

(5)厚生労働省・長野県「若年者地域連携事業」委託事業

19年度は、企画プロポーザル方式に変更され19年3月に応募。指名は長野県NPOセンターとなったが、長野県NPOセンターからの再委託を受け、18年度と同様の事業を受託、終了した。

(6)キャリア・コンサルタント研修事業

キャリア・コンサルタント協議会の協力をいただき、上理事、山下顧問、田中理事長を講師に迎え、「第1期 キャリア・コンサルタント実践力養成講座」を開催した。参加者数延べ41名。

(7)学事出版「キャリアカウンセリング事例集」発行

 19年9月、学事出版(東京)から「先生のためのキャリア・カウンセリング事例集」を発行した。4年間にわたり、厚生労働省若年者地域連携事業に参加した会員の事例執筆を中心にした編集された同書は、NPO設立以来取り組んできたキャリアカウンセリング事業の集大成ともなり、多方面から高い評価をいただいている。
 19年7月23日~8月27日に全10回、20年2月13日~26日に全10回、ポリテクセンター受講生向け、転職セミナーに講師を派遣した。受講生は、第1回分4名、2回分17名。

(9)厚生労働省「YES-プログラム」認定講座更新申請

平成17年度より認定を受けていた「YES-プログラム認定講座」が、20年3月をもって有効期間満了となり、継続のための申請手続きを行った。実施対象講座は、信州大学人文学部「現代職業論」(20年10月~12月全5コマ)。

3.広報活動など

(1)「ワーク・ライフ・バランス セミナー」

・主催団体 内閣府・社団法人ガールスカウト日本連盟 共催
・日  時 平成19年9月2日(日)
・参加者  同連盟会員 約60名

(2)「シンポジウム2007年少子化時代に向けた企業のあり方を考える~仕事と家庭の両立と人材活用について語り合う~」

・主催団体 長野市 21世紀職業財団長野事務所 共催
・日  時 平成19年11月6日(火)

4.その他

(1)ホームページやパンフレットのリニューアル

電話番号、Fax番号の変更に伴い、ホームページ、パンフレットのリニューアルを行った。